今回は人物の肌をきれいに見せるための加工について説明していきます。Photoshopを使えば、肌のニキビや肌荒れ、シワなどを綺麗にすることができるようになります。人物の加工の仕事が来た時はとても役に立ちますので、是非参考にしてみてください。
加工したい画像を選ぶ
まず始めに、人物の肌の加工したい画像を選びましょう。
レイヤーを複製する
加工したい画像を選ぶことができたら、その画像レイヤーを2枚複製しておきましょう。肌の加工は複製したレイヤーを編集し、加工していきます。
レイヤーを複製したら、自分が分かりやすいようにレイヤーの名前を変更することをおすすめします。
レイヤーにぼかしを入れる
人物の肌を加工する上で、まず複製したレイヤーにぼかしを入れます。今回は「ぼかし」と名前が付いているレイヤーにぼかしを入れていきます。ぼかしを入れるレイヤーはアクティブにします。
ぼかしを入れるにはフィルターから「ぼかし(ガウス)」を選択しましょう。
ぼかしの調整は画像の部分のつまみをドラッグして調整するか、自分で数値を記入しましょう。
画像操作で肌を綺麗にする準備
ぼかしの操作が終わったら、次は画像操作で肌を綺麗に見せる加工をしていきます。複製したもう一枚のレイヤーを使って編集していきましょう。今回は「画像操作」と呼ばれるレイヤーを使います。
イメージから画像操作を選択し、設定をしていきましょう。細かな設定は画像を見ながら設定しますが、分からない方は下の画像のように設定してみましょう。
設定ができると、画像が灰色のものになります。次にこのレイヤーを描画モードにリニアライトを選択します。
綺麗にしたい肌の部分を選択
ここから肌を綺麗にする作業をします。クイックマスクモードとやわらかいブラシを使うことで肌全体を綺麗にすることができます。
まず好きなレイヤーを選択し、クイックマスクモードをにします。クイックマスクモードにすることで、後でブラシで好きな範囲で肌を選択することができます。
クイックマスクモードにできたら、ブラシツールを選択しましょう。ブラシは硬さを0、不透明度を20%にしましょう。
ブラシの設定ができたら、綺麗にしたい部分を塗っていきましょう。
ブラシで塗った部分を選択範囲にする
ブラシで塗り終わったら、クイックマスクモードを解除しましょう。解除すると選択範囲が出てくるので、先ほど塗った場所を選択範囲になるように選択範囲の反転を行いましょう。
ぼかしのレイヤーでフィルターからぼかしを選択し、肌が綺麗になるようにぼかしていきましょう。すると選択した範囲の部分の肌が綺麗になります。
ブラシツールで細かな調整をする
肌全体がある程度綺麗になったら、ブラシツールを使って細かな調整をしていきましょう。ブラシツールを使うときは肌の色を合わせる必要があるので、スポイトツールで肌の色を取りましょう。
ブラシツールで肌に残っているそばかすを消すと下の画像になります。
ブラシの不透明度や流量を調整することで自然な肌に仕上げることができます。
まとめ
人物の肌の加工は手間が少しかかりますが、方法さえマスターすればとても簡単です。モデルさんなどの画像編集の際には是非使ってみましょう。
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