WEBデザイナーが仕事で使える「無料で商用利用できる背景素材サイト」8選

WEBデザイナーがサイトやコンテンツ制作する際、すべてのデザインを1から作成するのはコスト的にも時間的にも難しいですよね。そんなときに重宝するのが、素材サイトです。

高クオリティで豊富なテクスチャの背景素材サイトのほかにも、バナーやアイコン、ボタンにも利用できるフリー素材サイトも厳選してご紹介しています。

ぜひブックマークして活用してください。

商用利用できるフリー背景素材サイト8選

制作物によって求められるイメージが異なるため、WEBデザイナーはできるだけ多くの素材サイトを知っておきたいもの。ここでは、商用利用できて、なおかつ無料で背景画像の材料を手に入れられる素材サイトをご紹介しています。

それぞれの素材サイトごとに特徴も併記していますので、サイト選びの参考にしてください。

1.PhotoAC(写真AC)

・クレジット表記不要/リンク不要/ユーザー登録必要
・カテゴリ/キーワード/タグ/人気ランキングから検索可
・JPEG形式

高品質の写真を中心にした背景素材サイトです。自然背景、人物、ビジネス、インテリアなど、使いやすさ満点の豊富なカテゴリで、タグやキーワードから欲しい素材をすぐに見つけられる便利さもあります。
会員登録は必要ですが、登録すれば姉妹サイトの「イラストAC」「シルエットAC」も利用できるようになります。
ダウンロードは、1日に10枚まで。検索数にも上限があるため、ある程度欲しい素材を決めておいてから使うのがいいでしょう。

>PhotoAC(写真AC)へはこちらから<

2.背景素材フリードットコム

・クレジット表記不要/リンク不要/ユーザー登録不要
・色/カテゴリー/イメージで検索可
・AI形式/PNG形式

制作物に合わせて、色・カテゴリ・イメージで素材を探せて、とても便利です。デザイン初心者でも選びやすいように「テクスチャ背景素材」「カラフル・派手系」などキーワードやイメージから探せる親切さがあります。
フリー素材以外にも、高クオリティでフリーサイトにはない素材を扱う有料サイトも用意されています。(1,980円/96点セット)

>背景素材フリードットコムへはこちらから<

3.CG.フォト(CGドットフォト)

・高解像度/クレジット表記不要/リンク不要/ユーザー登録不要
・プロジェクト/カテゴリー/イメージで検索可
・JPEG形式

プロのグラフィックデザイナーがCG加工を施した作品が素材として提供されています。商業用にも使えるほどの高解像度で、トリミングや合成加工も使用者の自由にできるのも魅力。
姉妹サイトの「stock.foto(ストックドットフォト)」では、9万点を超える高画質の写真素材・イラストがあり、1枚198円~で購入できます。こちらも商用利用、トリミングや合成加工が可能です。

>CG.フォトへはこちらから<

4.Bg-Pattrens

・クレジット表記不要/リンク不要/ユーザー登録不要
・カテゴリー/イメージで検索可
・JPEG形式/PNG形式/SVG形式/AI形式/EPS形式

つなぎ目のないシームレスなパターン画像が提供されています。模様の大きさをXS~XLの7段階でサイズ指定でき、さらにはパターンの背景にノイズのあり・なしも設定できます。同じパターンでも雰囲気を変えられるので、統一感のあるコンテンツ作りに役立ちます。

>Bg-Pattrensへはこちらから<

5.フリーテクスチャ素材館

・クレジット表記不要/リンク不要/ユーザー登録不要
・カテゴリー/タグで検索可
・JPEG形式/PAT形式

木材や石材、金属、革、布、紙などのテクスチャが揃った素材サイト。他のサイトでは、なかなか見つけにくいようなコルクや毛皮などのレアな素材もあります。単品素材のほかに、同じパターンで色違いのセット素材も用意されています。セット素材も完全フリーです。素材ごとに画像サイズが異なるので、ダウンロードする際は確認を。

>フリーテクスチャ素材館へはこちらから<

6.ホームページ背景画像壁紙無料

・クレジット表記不要/リンク不要/ユーザー登録不要
・一覧表示
・GIF形式/JPEG形式
シンプルながらも使い勝手のいいテクスチャ背景素材が用意されています。素材にマウスポインタを合わせると、背景が選んだ素材と同じものに変わるため、イメージが掴みやすくなっています。素材は二次加工も可能。一つ一つのファイルサイズが1KBほどと、軽量に作られています。

>ホームページ背景画像壁紙無料へはこちらから<

7.Subtle Patterns

・クレジット表記必要/リンク不要/ユーザー登録不要
・カテゴリ/イメージで検索可
・PNG形式

白系・透過系に特化した背景素材サイトです。砂、ストライプ、チェックなどシンプルでよく使われるパターンが豊富。使用時にはクレジット表記が必要ですが、HTMLまたはCSSコードにコメント(CSSの場合:/ * Toptal Subtle Patternsの背景パターン * /)を入れるだけです。

>Subtle Patternsへはこちらから<

8.PAKUTASO

・クレジット表記不要(一部、必要)/ユーザー登録不要
・カテゴリ/イメージ/キーワードで検索可
・JPEG形式

WEBデザイナーにとって定番中の定番ともいえる、国内最大規模の素材サイトです。高品質・高解像度。自然風景、人物、オブジェに関する素材が特に豊富です。時事に関連した素材がいち早くアップされるのも、PATAKUSOの魅力の一つ。素材は、サムネイル/キャッチアイ/フルの3つのサイズが用意されています。
一部の素材には、クレジット表記が必要だったり、利用範囲の限定があったりしますが、基本的にはクレジット不要で二次利用も可能な素材です。利用規約をよく読んでから、使用してください。

>PAKUTASOへはこちらから<

WEBデザイナーに素材サイトは必須

実際にWEBサイトやWEBコンテンツを制作するようになると、クライアントから「〇〇のイメージで、バナーを作って欲しい」「背景に△△を使いたい」といった注文が入ります。

その場合、一つずつアイテムを用意するのはコスト的・時間的・作業的に難しく、自前で用意できないケースも多々あります。そんなときに便利なのが、商用利用も可能なフリー素材のサイトです。

「商用利用可能」でないとダメ?

たくさんの素材サイトがありますが、WEBデザイナーが仕事で使う場合には、必ず商用利用可能のものを使うようにしてください。クライアントが個人で楽しむためのWEBコンテンツだとしても、それが今後どのように使われるかは予測できません。

もしかしたら、最初は個人的かつ営利目的でなかったとしても、クライアントがそのコンテンツを窓口にして事業展開を図る可能性もあります。その場合、コンテンツを作り替えられればいいですが、必ずしも修正依頼があるとも限りません。

過去に制作したコンテンツが元で、後からトラブルになっても困りもの。それならば、最初から商用利用可能な素材を使用したほうが安心です。

また、クライアントが事業で活用するためのコンテンツ制作を依頼してきたときは、営利目的での使用にあたります。この場合、商用利用できる素材でなければ、素材の著作権に抵触する可能性があるのです。

ですから、WEBデザイナーが制作にあたるときは、必ず商用利用可能の素材を利用するようにしましょう。

まとめ

WEBデザイナーが制作する際、必要になる素材。自分でテクスチャを作りこんだり、写真加工を施したりして材料を用意するには限界があります。素材サイトを上手く使えば、そのぶん他の作業に当たれます。

素材サイトは、ここで紹介したほかにも多くのサイトがありますから、ジャンルやイメージごとに複数のサイトをブックマークしておくといいですね。また、利用時には必ず利用規約に目を通しましょう。

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